columnコラム
失った歯をそのままにすると何が起こる?
皆さんこんにちは。
東向島歯科です。
歯は転んだ時のケガや虫歯、歯周病など、いろいろなことが原因で失うことがあります。
永久歯は全部で28本(親知らずを除く)もあるので、1本や2本失っても問題ないように思えますが、実際はそうではありません。
歯を失った状態を放置すると、驚くほど多くのデメリットが生じるからです。
今回はそんな喪失した歯をそのままにすると何が起こるのか、わかりやすく解説します。
歯を失ってすぐに現れる症状としては、見た目が悪くなる(=審美障害)、食べ物が噛みにくくなる(=そしゃく障害)ことが挙げられます。
たった1本の歯がなくなっただけでも、これらの症状は顕著に認められます。
失った歯を放置して数ヶ月、あるいは数年経過すると、顎の骨が痩せていきます。
今まで歯があった部分に噛んだ時の刺激が伝わらなくなるため、骨が退化していってしまうのです。
また、歯の欠損部を埋めるように歯が移動したり、もともと噛み合っていた歯が伸びてきたりして、歯並び・噛み合わせが悪くなります。
さらに、一部の歯や歯茎、顎の関節に負担が集中することで歯の破折・摩耗・顎関節症といったさまざまな問題を引き起こしていきます。
何らかの理由で歯を失った場合は、できるだけ早く歯科治療を受けることが大切です。
例外を除いては、何もせずそのままにしておくことが最善の方法となるケースはありません。
また、放置する期間が長くなるほど患者さんが被るデメリットも大きくなります。
ちなみに当院では、失った歯を補う方法として、ブリッジ・入れ歯・インプラントといった3つの方法からお選びいただくことが可能です。
どの治療法が患者さまに適しているかは精密に検査してみなければわかりませんので、まずはお気軽にご相談ください。
それぞれの治療法に異なるメリット・デメリットがあります。
このように、失った歯をそのままにすると見た目が悪くなる、食べ物が噛みにくくなることから始まり、歯並び・噛み合わせの異常、顎関節症の発症にまで発展することがありますので十分にご注意ください。
そんな歯の喪失の対処方法について悩まれている方は、補綴(ほてつ)治療が得意な東向島歯科までご相談いただければ、患者さまのご要望に沿った最適な治療法をご提案できます。
「曳舟駅」より徒歩5分の通いやすい歯医者さんで、平日は朝9時から夜22時まで診療しています。