columnコラム
定期検診・クリーニングを受けるメリットとは?
皆さんこんにちは。
東向島歯科です。
皆さんはどんな時に歯医者さんを受診しますか?
おそらく、最も多いのは“むし歯で歯が痛くなった時”や“転倒して歯が欠けた時”など、急を要するような事態が発生した時ですよね。
風邪の時に内科にかかるような感覚で歯医者さんをとらえている方が多いかと思いますが、それは日本人特有の考え方といっても間違いではありません。
なぜなら、口腔ケアの先進国とも呼ばれるアメリカやヨーロッパでは、予防のために歯医者さん通いするのが当たり前となっているからです。
むし歯や歯周病は、自然に治ることがない病気です。
しかも、時間が経つにつれて歯が溶けたり、顎の骨が破壊されたりする病気なので、風邪やインフルエンザと違って取り返しがつかない症状が現れる点も大きな特徴といえます。
それをよく知っている欧米の人たちは、むし歯や歯周病にかからないよう、定期的な歯科検診やクリーニングを受けているのです。
むし歯治療は繰り返すほどに歯質が失われ、歯周病は重症化すると歯そのものを失います。
それでも今は、入れ歯やインプラントといった見た目も機能性も高い人工歯を装着することが可能ですが、天然歯にはかないません。
それなら最も価値ある天然の歯を頑張って残すことに全力を注ぎませんか?
3ヶ月に1回程度の定期検診を受けていると、仮にむし歯・歯周病になったとしても早期に治療を開始できます。
発生して間もないむし歯であれば、歯を削らずに治すことも可能です。
また、セルフケアでは取り除くことが難しいステイン・バイオフィルム・歯石などを安全な形で効率良く除去できるので、むし歯・歯周病予防の効果が大きく上昇します。
毎日の口腔ケアを正しく行えるようになるブラッシング指導も受けられますよ。
欧米の人たちはそうしたメンテナンスを継続して受けることで、健康的な口内環境を保っているのです。
このように、数ヶ月に1回の定期検診・クリーニングを受けるだけでも、むし歯・歯周病のリスクが大幅に減少します。
私たちも欧米の人を見習って、“痛くなってから”ではなく、“痛くならない”ために歯医者さん通いをしていきましょう。
東向島歯科ならそのお手伝いができます。